夫婦の会話がないときの対処法
昨今のコロナ禍で今リモートワークが増えて、旦那さんが家にいることが多く不満を持つ奥様が増えているようです。
ただでさえ夫婦間の会話がない、あるいは会話がかみ合わないと感じている中で、これ以上夫婦間の関係が悪化することは避けたいものです。
夫婦間の会話がうまくいく方法
リモートワークが増え不満が増えた原因は様々でしょう。
例えば毎回食事を作らないといけないとか、旦那さんが家にいるのに家事や子育てを手伝わないとか。
もちろんそういった部分もあるかと思いますが、根幹は日常会話にあると思います。日頃の会話がかみ合ってないと家事や子育ての不満として表れてしまうのです。
コミュニケーション次第で夫婦関係の良し悪しが決まるといっても過言ではありません。
具体的な対処法は?
男性の多くはどうしても仕事脳になりがちでそれを家庭に持ち込んでしまうのです。
どういうことかというと、例えば職場での会話は
- 結論から言う
- 論理的に話す
- 手短に話す
これらを自然にやっている方も多いと思います。これらは会社では有効ですが家庭で特に奥様には絶対にやってはいけません。
こんな感じになります。
奥様「今日なんか頭が痛くて・・・」
旦那「薬飲んだ?」
奥様「まだ飲んでないけど・・・」
旦那「早く飲んだら?」
奥様「あんまり薬が効かないみたいで・・・」
旦那「じゃあ病院にいったほうがいい」
奥様「まあ、そうだけど・・・」
これは悪い例です。家庭ではやってはいけません。世の旦那様はなぜいけないのかわかりますか?
大事なのは共感なんです。なので家庭においてはこの逆をやらなければいけないのです。
- ✖ 結論から言う ➞ 〇 結論を言わない
- ✖ 論理的に話す ➞ 〇 感情的に話す
- ✖手短に話す ➞ 〇 できるだけ長く
こんな感じになります。
奥様「今日なんか頭が痛くて・・・」
旦那「えっ、そうなの?大丈夫?」
奥様「まあそんなにひどくはないんだけど」
旦那「辛そうだね 、休んでて」
奥様「ありがとう」
旦那「片付けはやるからいいよ」
奥様「うん、でもなんか大丈夫そう。それでね、今日○○さんがね(以下省略)」
まあわかりやすく簡単に書きましたがこういう流れになります。
奥様は自分を気遣ってくれない、話を聴いてくれない、というところに不満がでやすいです。決して頭痛の解決法を知りたいわけではないのです。
男性はどうしても仕事脳=解決脳になってしまうのですぐに「薬」や「病院」などのワードが出てしまいます。心配する気持ちから出ることもあるかとは思いますが、そこまで重症でなければ必ずしも相手に良い印象を与えません。
男性は家に帰るとゲームやネットに没頭することが多くそれがストレス解消になることも多いかと思います。一方女性はコミュニケーションを通じてストレス解消をすることが多いかと思います。
つまり男性にとってコミュニケーションの目的は一般的に何かを伝えるためですが、一方女性はコミュニケーションそのものが目的になることもあるんです。
なので一見意味のなさそうな会話であっても意外と重要なことがあるので気を付けてください。
家庭を大事にし、家族と良好な関係が築ければ会社で多少辛いことがあっても幸福感を得ることはできると思います。
まずは日頃の会話を大事にしてください。